フリーランスとして活躍したいという人は、どのような専門家になるかを熟慮する必要があります。IT業界では、Webプログラマーを選択肢の1つとして考えることができますが、この職種を選択したときの将来性については賛否両論あるのが現状です。現代社会の基盤について考えると、Webはすでになくてはならないものとなっています。さらに発展を遂げようとしている段階にあり、どのような業界でもWebの活用が進んでいます。そのため、当面のニーズに関していえば問題はなく、向こう数年については仕事を請け負えなくなるようなリスクはないでしょう。

しかし、もっと長いスパンで考えたとき、リスクがまったくないわけではありません。技術革新が著しいのがIT業界の特徴で、その結果としてWebが注目を浴びているのが現状です。技術革新が進むことによってWebよりも使い勝手が良く、社会基盤としてふさわしいものが登場する可能性があります。すると、途端にWebプログラマーの需要が低下してしまい、路頭に迷うリスクが生じてしまうのです。

このような技術革新が起こるかどうかは、簡単に予測できることではありません。そのため、フリーランスをする場合には、Webプログラマーとして仕事を続けられるかどうかを常に注意しておく必要があります。需要が低迷するリスクがあるような技術革新が始まったときには、転向を検討するのも1つの方法です。プログラミング技術を生かし、別の分野でも働けるようにスキルを広げておくのが大切です。